「スレッディング」とはアメリカを中心に広がりつつある、2本の糸を使って眉の形を整えたり、顔の産毛を処理する脱毛方法のことです。
日本ではスレディングを試せる脱毛サロンはまだ少なめなのですが、低価格で手軽にできる脱毛方法として注目されています。
スレッディング(Threading)は、実はアラブの伝統的な脱毛方法(アジアが発祥という諸説あり)。
アメリカで多くのハリウッド女優やモデルを顧客に持つ、「Sumita Batra(スミタ・バトラ)」というカリスマメイクアップアーティストがブームを巻き起こしました。
スミタ氏の顧客は、マドンナやナオミ・キャンベル、グエン・ステファニー、クリスティーナ・アギレラ、ジェニファー・アニストンなどの錚々たるメンバー。
そんな彼女がプロデュースするアイ&アイブロー専門のビューティースパから、現在は世界中にスレッディングの技術が広まっています。
スレッディングは、一本一本の毛を糸で巻き取り脱毛していきます。毛の自己処理を続けていると、毛が濃くなってしまったり、肌を傷つけてしまったりするのが悩みの種ですが、スレッディングを続けることにより段々と毛が薄くなることも期待できるのがポイント。
さらに、スレッディングというと眉毛のイメージが強いですが、顔全体の産毛の処理も可能です。
日本では、顔全体の産毛のお手入れ方法としてはカミソリやシェーバーを使ったシェービングが一般的ですが、何度も肌にカミソリを当てると肌荒れやカミソリ負けなど肌への刺激も無視できません。
スレッディングならそうした肌への刺激や負担を抑えながら、顔の産毛の処理が可能なんです。
編集部Yuko
産毛はサロンやクリニックでの脱毛でもお手入れできます!脱毛で産毛を処理する方法やかかる料金などについてはこちらの記事で紹介しています。
スレッディングのメリットは主に以下の3つです。
スレッディングは、糸で産毛を処理することによって同時に、毛穴の古い汚れや角質が取り除かれ、肌がワントーン明るく見えるようになります。
カミソリでのシェービングと比べると、お肌への刺激が少ないこともポイントです。
スレッディングにかかる時間は眉のみなら平均して7~10分と短時間で行うことができます。
スレッディングはシェービングやピンセット、ワックスでのケアよりも、奥深くから1本1本毛を処理するため、次の毛が生えてくるまでの期間が長くなります。3週間に1回程度通う事で、毛が気にならない状態をキープできます。ただしスレッディングは永久脱毛ではないので、継続しても毛がはえてこなくなると言うことはありません。
また、続けるほどにだんだんと毛が薄くなってくる、という実感の声も多いのがスレッディングの特徴です。
スレッディング時の痛みは、人それぞれ感じ方が違います。
皮膚の薄さや毛の濃さなどにより痛みの感じ方も変化するので、痛みが気になる方は、まず眉毛のケアのみというように、少しずつ初めて見るのをおすすめします。
注意点としてはスレッティングを受ける2週間程度前から、眉毛のケアを控えなければならないことです。
眉毛だけの料金は2,000円~3,000円程度が相場です。
顔全体にかかる料金はサロンによりひらきがあり、3,000円~6,000円程度となります。
日本ではまだ浸透しているとは言えないスレッディングですが、脱毛サロンやクリニックと比べると、価格的にも手軽にチャレンジしやすいのが魅力です。
ハリウッド女優や欧米の女性たちの間では常識となっているので、日本でスレッディングが浸透するのも時間の問題かもしれません。
顔の毛の除毛、抑毛効果があるスレッティングですが、これ以外にも顔の毛のお手入れ方法は多数あります。
例えば脱毛サロンでの美容脱毛や、医療脱毛クリニックでの医療脱毛、自宅で行う家庭用光美容器でのお手入れなどがありますが、それぞれにメリットやデメリットがあります。
どの方法で顔のお手入れをするのがいいか迷ってしまいますが、特徴を把握して自分に合った顔の毛のお手入れ方法を見つけてください!